高倉生活クラブ
かなり暑い日が多くなってきました。友渕小学校から高倉生活クラブへの帰り道で、子どもたちは「暑い~」「喉乾いた~」など口々にぼやきながらも頑張って15分ほどの道のりを歩いて帰ります。「ただいま!暑かった~」と生活クラブに到着したらお茶を飲んで一息ついてから、着替えて宿題というリズムが定着してきました。しかし、帰ってきたら何より遊びたい!とおもちゃを出し始めたり、宿題を始めたものの他に気を取られてなかなか進まなかったりと、まだまだバッチリとはいかないこともしばしば・・・。そこは私たち保育者が子どもたちのリズム作りのためにも改めて声かけ・工夫をしてきたいテーマとして日々考えていきたいところです。(リズムが定着した後も、内容が多くなった、難しくなったなどで宿題がイヤ!ということもあるので私たちにとって年中通してのテーマとなりますが…(笑))
話は変わりますが、最近ではお兄ちゃんお姉ちゃんな2年生に負けじと自分自身を発揮する1年生たちの姿がとても輝いています!少し古いフレーズですが、まさに「ありのままの自分」を出し、高倉生活クラブを活気づけてくれてます♪
例えばおやつの時間に、それぞれのお皿に取り分けた後に余るおやつがあるのですが、いつもそれを「おかわりいる人~?じゃんけんするよ―!」と率先して指揮をとってくれる1年生の女の子がいます。人数が多い時は2~3チームに分けてのじゃんけんを提案したり、ちゃんと余りの量を確認して人数を確認して的確に余りを分ける姿は「おやつ隊長」はこの子の他にいないというくらいの活躍っぷりです。
男の子たちはタンクトップ姿で過ごすのがお気に入りなようです。子どもたち曰く「サバイバル」っぽいとのこと。お部屋の中でサバイバル?をしながら宿題、レゴブロック、段ボールを使ってごっこ遊びが楽しいようです♪ただ、外に行く時は必ずTシャツ着用をサバイバル隊の決まりにしてもらっています(笑)。
他にも、静かだった子が気付けばすごく話してくれるようになっていたり、一度工作を始めたらすごい集中力を発揮する子がいたり、女の子からすごく人気の存在になっている男の子がいたり、癒し系キャラを発揮して2年生から人気な女の子がいたり、1年生のありのままの姿も本当に個性的で素晴らしい!と感じる毎日です!そんな子どもたちの個性を見つけるのが私自身楽しみなんですが、ただ楽しみなだけではなく見つけた個性をお迎えの保護者さんと話してお家での様子を聞き、また新しく子どもたちのことを知るというサイクルがより一人ひとりを理解することにもつながります。そうやって子どもたちの理解を深めて(ありのままの姿を知ることで)日々の保育を充実させていきたいなと思います♪
(文・米谷 柾哉)