中野生活クラブ
今年もダンゴムシハウスの季節がやってきました。
始まりは昨年、現在3年生の子どもたちが自分たちのロッカーでひそかにダンゴムシを飼っており、そこから植木鉢に自分たちなりのアレンジを加えダンゴムシの家を作ったことから始まりました。
あれから1年が経ち、外遊びで普段はあまり行かない都島公園(通称 はとぽっぽ公園)に行ったとき、複数の子どもたちが片道20分の道のりを大事に大事に交代で1匹のダンゴムシを持ち帰ってきました。
「家作りたいからこれ使っていい??」と枯れ果てたイチゴのプランターを整備し始め、 表札を作ったり 餌になる枯葉を入れたりと1匹のダンゴムシが住むにはあまりに立派なおうちが完成しました。
翌日、「1匹じゃ寂しいよね」という優しさから仲間を探しに小瓶片手に南公園に向かったところ、 ブランコを無視!!!遊具も無視!!!鬼ごっこもせず!!! 公園に潜むダンゴムシを蹂躙するかのごとく捕まえておりました。
200匹近くのダンゴムシを捕まえようやく満足した子どもたちは学童に帰ると、 早速捕まえてきたダンゴムシをプランターに投入して出来上がり。 虫が大嫌いな1年生のYちゃんも興味津々になるなど今では子どもたちの生活になくてはならないものになっています。
最近では外遊びに行く子が増え、鬼ごっこをしたり、虫取りをしたりそれぞれがパワー全開に遊んでおります。室内で工作をしたり読書もいいですが、これからはもっと暑くなってきて外遊びの機会も減ってしまうので、この時期に元気いっぱい遊んで丈夫な体を作ってほしいと思います。それぞれが遊び終わってから「宿題まだやったー」「怒られる~」なんてことのないよう、保育者として子どもの生活リズムを考えた声掛けを 大事にする一方、「今遊びにいかな時間ないねん」と熱い想いに押し切られる毎日でありますが、そのとき一番何をしたいか!!しなあかんのか!!そこをしっかり援助できるよう努めていきたいと思います。