都島児童館
「主体性・自主性を尊重した保育」と謳っているものの、やはりその言葉だけでは漠然としすぎていて、伝わっていない部分も多くあると思います。それでも保護者の皆さまには、子どもたちの「学童楽しい!」という声と元気に育っている姿だけで信頼していただき感謝しております。それに甘えて、理解してもらおうという努力を少々怠っていたかもしれません。夏休みの毎日に追われてブログもサボっていました。
日々どのような視点で子どもたちを見守りどのような関わりをしているのか、児童館の生活について報告させていただきたいと思い、配布するお手紙にまとめてみました。が、印刷すると10ページ以上になり、そんな量の文章を忙しい中読んでもらえないのではないか。そもそも伝えることを課題としているのに読んでもらえない形で発信するのは本末転倒ではないか。
ということで、ブログに数回に分けて掲載することにしました。写真もつけて読みやすくしています。出勤途中や寝る前にでも覗いていただければ幸いです。
第一回は序章とでも言いましょうか。生活についてまとめています。
日々の生活
子どもたちは日々、多様な姿を見せます。面白い姿、楽しんでいる姿、怒っている姿、泣いている姿などなど数え切れない姿があります。私たち職員は、そんな色々な姿を子どもたちが安心して出すことのできる場所として児童館があると考え、落ち着くことの出来る環境作りを目指しています。
放課後児童クラブ運営指針に則り、活発に動いている姿、ダラダラして過ごしている姿も子どもたちの姿として尊重し、子どもたちが精神面で安心できる場所にしていきたいと考えています。子どもの生活を構成している要素として、家庭と学校、地域そして学童があります。だからこそ、学童での子どもの様子だけに着目せずに多面的にとらえていきたいと考えております。楽しい活動や成長する姿だけでなく、本ばっかり読んでいたり、なかなか宿題をしなかったり、喧嘩をして帰ってきたりなど、保護者の方が不安になってモヤモヤしてしまうこともあるかと思います。そんな日々変わる子どもたちの姿を安心して見てもらえるように、保護者の方とコミュニケーションをとって、しっかりと共有していき、子どもたちがしんどくならないように健康状態、気持ちの状態を踏まえたうえで生活リズム考慮した声掛けやフォローをしていきたいと思っております。児童館が子どもにとっても保護者の方にとっても安心できる場所となるようにしていきたいと思います。
第一回は簡潔にまとめてみました。
さて、次回のテーマはこちら
片付けと自主性について。秘密基地が大きなキモです。